お直し・クリーニング規約

【作業内容にてご理解いただきたい事項】

衣服・バッグ等のお直しにおける問題点は以下のようなことです。

  • 部分的にサイズを詰めることでシルエットがもとと変わることがあります。
  • 元の糸を再使用は出来ず、糸の色目は若干異ります。
  • 修理内容によっては元のミシン縫いの針穴跡が残ることがあります。
  • 生地は伸縮性が有り、寸法の測り方で微妙に誤差が発生しますゆえ、仕上り寸法における若干の誤差の許容はお願いいたします。
  • かけつぎ補修やニットの穴補修は、あくまでも手作業での処理ゆえに補修跡は多少残ります。
  • すべてのお直しにおきまして、元の仕上がりと少なからず異なることご留意ください。

クリーニングにおける問題点は以下のようなことです

  • シミ汚れは内容や古さによって残ることがあります
  • ハードに汚れているものは、クリーニング処理することで汚れが抜けて色目が薄く見えることもあります。
  • 経年でかなり糸が弱っている場合には、クリーニングすることで糸切れが発生するリスクはあります。

【賠償基準】

万一、クリーニングやお直し作業が原因で衣服が損傷して、着用できなくなった場合、クリーニング賠償基準を基本として対応させていただきます。 修理可能な物は修理、ボタン等の破損は代替品にて対処させていただきますが、同じ物がありませんので、アクセサリー的な要素を含む装飾品につきましては、取り外してのご利用をお願いいたします。また、お客様のお申し出により有料でボタンの取り外し、及び取り付けをさせていただきます。修理や現状復帰に掛かりました時間については、保証対象には成りませんので、ご了承下さい。 衣料メーカーが原因の事故につきましては、メーカーに問い合わせ、対処させていただきますが、検査機関に提出する場合にはかなりのお時間が掛かりますのでご留意下さい。 製造業者は、家庭用品品質表示法に基づき、衣料品に繊維製品品質表示を付ける義務があります。この表示がなければ、メーカーの特定や販売時期、価格、使用繊維や処理方法が解りません。ラベルを切り取られたり、メーカーが特定できないような表示(外国製)については、保証対象外になります。 衣料品を購入された場合、店名、時期、領収書を保管する事をおすすめいたします。 また、シミに見えるような焦げ、殺菌用に使用される塩素系のハイター類のシミ(変色)、バッテリー 液(強酸)など、乾けば解らない薬品の付着。パーマ液による脱色は、雨などで濡れたりすると、パーマ液の残留物が洋服に付き、ドライクリーニング後に変色する事が報告されております。汚れが落ちた後の変色や脱色、すり切れや着用による劣化、擦った事による毛羽立ちや色落ち(フィブリル化)につきましても保証対象外ですが、修復可能な物は有料にて作業いたします。お申し出の無いものにつきましての保証は最大で10万円までとさせていただきます。 この保証の適応は、商品と引き替えになります。 お引き取りの時、預かり伝票は必ずお持ち下さい。伝票を無くした場合、お客様の身分証明できる書類をご呈示いただく事があります。個人情報など、登録内容と合致しない場合、商品をお渡しする事は出来ません。


  • 出来上がりました商品は、仕上がり予定日より1ヶ月以内にお引き取り下さい。
    1ヶ月を過ぎるとお引き取り時に保管料金を頂くことがあります。
  • 仕上り日より3か月以上経った商品のクレームはご遠慮ください、
  • 仕上り日より6か月を過ぎた商品につきましては、全て補償対象外となります。
  • 事前連絡いたしますが、連絡が付かない場合やお引き取り期間を1年過ぎた商品につきましては廃棄処分させて頂くことご了承ください。
  • 災害時(火災・地震等)の補償につきましては免責とさせて頂くことご了承下さい。
  • 主観的な価値である無形的損害賠償や精神的慰謝料等には応じかねます。